CAさんの秘密のお仕事
第2章 恩師との再会
結城「…」
奈穂「先生?」
結城「抵抗ないのか…」
奈穂「多少はありますよ、でもお客様が
喜んでくれるなら私は頑張れます」
結城「…」
奈穂「それに先生の事好きだから」
結城「お世辞はいいよ」
奈穂「お世辞じゃありません、先生には
中学時代、進路の事で色々お世話になり
ましたから」
結城「…」
中学時代、先生には
進路の事で本当にお世話になった
夜遅くまで残って話しを聞いてくれたり
奨学金の事を調べてくれたり
先生がいたから…
奈穂「私が今、CAとして働けてるのは
先生のおかげなんです、だから…」
結城「…!?」
奈穂「恩返しさせてください」
結城「…ありがとう…」
奈穂「…」