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美羽「…」

女性「美羽ちゃん、ちょっと…」

美羽「はいっ」

女性「…」


和真に気を取られていたが今は仕事中
ちゃんと切り替えないと…


美羽「お待たせしました」

女性「美羽ちゃん、チーフアシスタント
になる気ある？」

美羽「チーフアシスタントですか」

女性「そう、美羽ちゃんはアシスタント
歴も長いし指示も的確、チーフっていう
肩書きがつけば今より動きやすくなると
思うの、どうかな」

美羽「…」

女性「答えは急がないから」

美羽「やります、やらせてください！！
お願いします」

女性「美羽ちゃんならそう言ってくれる
と思ってた、ありがとう」

美羽「頑張ります」


チーフアシスタント
その役職を美羽は快く承諾した
まだまだ未熟だし半人前、だけどやると
決めた

男にうつつを抜かしてる場合じゃない
和真に負けないよう自分も
頑張らないと


美羽「よしっ！！」