CAさんの秘密のお仕事
第4章 プロ同士
奈穂「さっきのシーン、素敵でした」
廉「さっき…」
奈穂「言葉を発さず表情だけで演技して
すごいなって思いました」
廉「…ありが…」
奈穂「私も少なからず力になれて良かっ
たです」
廉「…っ」
それは何の気なしに口にした一言だった
だけで奈穂のその一言は
廉にとって…
廉「あんた、何言ってんの…」
奈穂「えっ」
勘に障る一言だったようだ
廉「ちょっと演技の手伝いしたからって
調子に乗るなよ」
奈穂「別にそういうつもりじゃ」
廉「それとも一回エッチしたから自分は
特別とか思った?」
奈穂「違います!!私は…」
廉「俺達はプロだから好きじゃなくても
キスやセックスくらい簡単に出来るんだ
よ、君と同じようにね…」
奈穂「私と…」
廉「…」