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どすけべカメラマンに犯されています!

第3章 ヒカリはオレにどうして欲しい?

僕のおでこにキスを落とす。

「っ〜〜〜〜!!」

言葉が出ずにキッと睨むと。
何も言わないのを良い事に腰を抱き寄せ、指を絡め、頭をこてんと預けてくる。

「由奈……ダメですって、み、見られてます……」

「心配いらない。いいだろ、セックスしてる訳じゃないんだから」

「あっ、あ、あなたはどうしてそう……」

公共の場に似つかわしくない単語を出し始めて、困り果ててしまう。
間違いなく、周りのテーブルにいるお客さん達に聞こえているはずだ。
聞き耳を立てているのが、なんとなく伝わってくる。

「そうだよなぁ、ヒカリは綺麗だからな。見たくもなる。……でも、オレのだから」

オレのって、見せつけてやらないと。だろ?

耳元で囁かれて、ぞわりと疼いてしまう。

ずるい……。

由奈はありったけの色気で僕を誘惑する。
何も言えなくなってしまうような雰囲気を醸し出してくる。

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