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どすけべカメラマンに犯されています!

第1章 お前のカラダはオレのもん。

「いいさ。父親こえてやれ」

「……父は、男がランジェリーデザイナーなんて、って言います」

「ふん。わかってねぇな。スーツは表の世界を駆け抜ける相棒。ランジェリーは裏の世界を華やかにする相棒。そういう意味では変わんねぇよ。ほれ、こっち来い」

腕を引っ張って先生の隣に座らされる。

「心配すんな。お前はオレがプロデュースしてやる」

「っ、でも」

「コネは使いたくねぇってか?さっきカフェで再会したのは、ヒカリの運だ。こんな所でダメにしたくないってオレに思わせたのはヒカリの実力だ。何の問題もねぇだろ?」

大きな手のひらでぽんぽんされる。

嬉しかった。
今までこんな風に手放しで褒められたことはあまり無い。家族はみんな成功者。周りはサラブレッドなんだから成功して当たり前という目で見てくる。

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