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とにかく書いてみようじゃないか

第1章 とにかく書いてみようじゃないか。

【小説の書き方って?】


 あるプロの作家さんに、「小説の書き方を教えてください。どうやったら小説が書けますか?」という、質問が送られたんですな。

 作家さん、なんと答えたか……、


「まず、机に向かって、パソコンの電源を入れてください。それから、キーボードを叩いて文字を打って下さい」

 ……だそうです。


 なめてるのか? それともこれが正論なのか?


 て、ことは、書き方について特に規定はないってことですかい?

 だけど、縦書きの原稿と、横書きの携帯小説と比べたら、縦書き原稿の方が、なんやかんやとうるさい。


 携帯小説は、まあ緩い。

 最初の書き出しに1マス空けなくていいんだもん。僕はいちおう、空けてますがね。

 でも、必要最低限の規定は守らないとね。そこはやっぱ小説なんだから。

 あと、なるべく改行使って、スペース空けるようにしてる。詰めて書くより、読みやすいかなって思うから。

 起承転結を考えて書く……それもわかる。

 でも、ミステリーでも、最初に、犯人がわかるやつあるよね。

 で、上手く逃げるんだけど、洞察力の鋭い刑事が、犯人を追いかける様子を面白おかしく描いたりしてる。いきなり結パターンも面白い。

 つまり、概念にとらわれないってのも書き方ってわけですな。

 パソコンもワープロも無いので、手書き原稿と携帯電話でがんばろう。

 携帯小説で直木賞とった方もいらっしゃるから。

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