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大嫌い…大好き

第5章 席替え




「北村くん…」

小さな声で耳打ちした。



…起きないし



「北村くん」

肩を少し叩いて言ってみた。


『んー…』


ひぃぃぃ…
すいません…


なんとか目さましてくれたけど
機嫌悪そう…


「せっ…先生が起きろって…」

『…あぁ』



本当に本当にごめんなさい!


私はうつむくしかなかった。

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