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大嫌い…大好き

第10章 流れ星




それから毎日のように学校が終わった後いつもの公園で会っていた。

なにを話すわけでもなく。


なにか用があるわけでもなく。


ただ公園で星を見ていた。


『よっ』

「よっ」

『はい…寒いだろ?』


そういってあったかいココアを差し出してきた。

「ありがとー」

ぎゅっとココアを握りしめた。

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