無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

18:30

時間ピッタリに待ち合わせ場所に着いた。

メッセージを確認すると、カーキのブルゾンに黒のスキニーを着てるらしいけど…

あーいたいた！

ほうほう、まあまあのイケメン。

背は170cmくらい。私は高い人が好きだからちょっと物足りないけどまあこれぐらいは全然問題ないよね。

スタスタと大樹くんの前に行き、

「あの、大樹くんですか？」

と声をかける。

大樹くんは

「杏ちゃん？初めまして」

と言いながらニコッと微笑む。

うーん、なかなか当たりかもしれない。

そう、marryはアプリだからいくらでも嘘をつけるの。

何回騙されたか…まあその人達ともしっかりヤったけど。

でも大樹くんは写真通り、イメージ通りのいい人だった。

「とりあえず、ご飯いこっか！」

大樹くんはそういうと自然と私の手を握って歩き出す。

慣れてるな〜…（笑）