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先生。。好きです。いいですか?

第3章 おいおい ///!

「プリント、今から渡すから、
集中してやれよ。」

生徒全員にプリントを渡し、俺は
教壇に戻ろうとした時だった。

「桜井先生、頭痛いんで保健室に
行っていいですか?」

声をした方を見ると、あいつが、つらそうに目を細める。

朝、あんなに元気だったのに。
まあいいか。

「そうか、保健室行けるか?」

「...ッ無理です。」

だよな。

「わかった、みんな自習しててくれ。」

俺は、あいつの肩を抱き、保健室へ向かった。

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