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恋のハードル高し!!

第48章 両思いの夜

「…まぁいいや、可愛げのないミラを可愛く思うのは、好きだからだろう。魔法が解けたら魔女に見えるかも。」


「何その思考。白タイツの王子様か?」



メルヘン?!
おとぎの国の王子か!!



「ミラに合わせたんだよ!!白馬の王子様は俺だ。」


勢いよくブーっと笑出すと口を押さえられ…



「もう少し上品に笑え。はしたない姫だ。」


多分。
私を姫だと言うのは逞くらいで、魔法にかかったままで居てくれる事を願うよ。

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