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恋のハードル高し!!

第48章 両思いの夜

「その言葉、中2の時に聞きたかった。…遅くても、百合奈と付き合う前に。」


「…ごめん。」


「すれ違い過ぎたよ。タクを傷つけたくない。自分も傷つきたくない。もう、すれ違いたくないの。」


「もう…タクが1番で、俺は外れた?」


「土俵が違う。チカは初恋で一生最も特別な存在だけど、タクは一生大切にしたい恋人。」


「…そっか。」



既に力の向けた親雅の腕から抜け出し、起き上がりその場に座った。



「タク…遅いけど、ウンコかな?!」

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