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恋のハードル高し!!

第48章 両思いの夜

「まだ…誰のでもない未来に…そばにいて欲しい。」



胸がぎゅーっとなって
目に涙が溜まってくる。


心の準備。


きっと明日には…親雅が言う。
『タクと付き合えよ』って。



「来世も逞と約束があるから…来来世くらいなら、親雅と幸せになってあげてもいいかも。」


「「はぁ?!」」



突然発した言葉に、布団から顔を出し親雅と逞のイラっとした声とが重なって、心の声のつもりが口に出てたんだと判明。

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