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クローゼットにしまいつつも、これが本当に似合うのか…不安が残るが、


『似合う！！』
そう言って見たてたすみれの目を信じるしかなかった。


夕食も話題は買い物。


父と兄に話したくて仕方がなかったんだろう。

なんせ、別に暮らす兄夫婦に電話して、事細かにおねぇさんに報告していたくらいだし。


義妹も事、正直そこまで知りたく無いだろうに…。


兄が帰宅後にお姉さんから聞いて電話をかけてきた。


「相手は誰だ、どんな奴だ」って。
何をどう勘違いしたのかわから無いけど、彼氏はい無いと説明するのに5分を費やした。