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恋のハードル高し!!

第10章 グロス

「でも、ちゃんと女の子扱いもするし、恋愛対象でしょ?」


「…好きなの?」


「だっ誰を!!ってか、タクだって好きな娘くらいいるでしょ?!私だっていたっておかしくないじゃん!!」


「まぁね。」


逞と恋バナするとは思いもしなかった!!
親雅にはしょっちゅう聞きたくもないのにされたのに。

逞の横顔をチラチラ見てしまう。


本当はこうやって、私と登下校一緒にするのは逞にとって不利になるんじゃないのかと。

いくら私だからと言っても、やっぱり女子だし。

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