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恋のハードル高し!!

第13章 恋のはじめ方

電話に出ろって怒られて、勝手に部屋に上がって来るし、女扱いされてないけどそこもムカつく!!

逞だって…結局、私を最低扱いしたし。いくら事情を知らないにしても、あそこまで信頼されてないと思うと自分が情けなく思う。


『…だいたいの事はわかった。未来ちゃん、大丈夫?』


そうすみれのメールに泣けてきた。
ダメって言いたいけど、自分は間違ってないって思いたい。


「成る様になっただけ。…ちょっと凹んでるけど」


そうメールを返して、ひたすら1人で泣いた。



自分の蒔いた種だ。
親雅を好きになったから勝手に失恋して、勝手に嫉妬して、勝手に傷ついて。

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