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恋のハードル高し!!

第14章 災難

通話ボタンを押して携帯を耳に付けた。


「もしもし。」


『未来ちゃんの携帯ですか?』


「はい。」


『私、百合奈です。前はなんか…ごめんね?』



はい出た。
つうか、番号誰から聞いたんだよ!!

マジあり得ない。


私のゲンナリした顔を見た逞が口パクで『彼女?』と聞いてくるので頷くと、声を押さえて笑だした。


本当最悪。

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