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恋のハードル高し!!

第17章 告白

少し離れた先輩にも、この心音が聞こえているんじゃ無いかと言うくらいに、全身でドクンドクン鳴っていた。

音を鳴らす物といっても、カキ氷しかなくて…ストローをシャコシャコ刺しては口に運んだ。


「いっぱい食べてたよね?今日もあの日も。」


「…いつから見てたんですか?!」



恥ずかしくなる。
そんなに見てたの?!



「木陰に座るちょっと前から。…泣いてたね。」



本当に…見てたんだ。
ここからずっと?!

いつかかって来るか分からない、私の電話を待ってたの?!

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