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恋のハードル高し!!

第19章 夏休み

「見過ぎ!!」


「だっていい音もいい香りもするし…未来が新妻に見えるんだもん!!」



そう言って笑う親雅が私は好きなんだ。

やっぱり、近くにいたら新しい恋なんて出来そうにない。
ただ『やっぱり好き』と、自覚するだけになりそう。


それが嫌なのに…


私の頑張り次第で、親雅は私の親雅になってくれるの?それは別問題なの?!


グルグルとそんな考えが頭の中を廻る。

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