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恋のハードル高し!!

第21章 キャンプ

「ミラちゃんこっちじゃねーだろ?!」


勇信がそう言って来るので、助手席に乗り込んだ私は無視してシートベルトをした。


「ミラちゃん?!」


「今日の運勢で、アンラッキーカラーが白なの!!」


「そういいながらTシャツ白じゃん!!」


「うっせー!!」


そんな会話から、一気に車の中が騒がしくなった。

加奈子も亜美もよく喋る子だったが、やっぱり女子って感じの可愛さがある。


「未来ちゃんってそのカバン一つ?!」

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