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恋のハードル高し!!

第22章 ヤキモチと嫉妬

流水で冷やしたビールと塩焼きの魚を手に、


「それでは…女子4人に巡り合わせてくれた神様に感謝して乾杯!!」


「中村!!」


乾杯の音頭を中村がとると、私が止めにはいる。

女子4人にって!!
なんの乾杯だ!!

私からしたら『神様の裏切り者!!』と叫ぶところだ!!


「ミラちゃん愛情たっぷりのヤマメで乾杯!!」


久登が押し切り乾杯をした。

ルーを入れたカレーは完成していて、後はご飯待ち。腹を空かせた狼達は、はやまって子ヤギちゃん達を食べてしまわない様に、横目でチラチラと見ながら飯盒をチェックした。

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