テキストサイズ

恋のハードル高し!!

第22章 ヤキモチと嫉妬

「おわっ!!」


思いっきり後ろに倒れた私は、揺れたせいで一気に酔いが回り、視界が揺れていた。

天井と逞が見えるので、逞が覆いかぶさってるのは間違いない…と思うが、手にも身体にも力が入らない。


「出来るよ。」


いつになく真剣な声で言われるが、視界が揺れて気持ち悪いので目を綴じた。


「…気持ちいい。」


「はい?!」


「タク…酔った。寝る…。」


ここで私は記憶をなくした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ