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恋のハードル高し!!

第23章 早朝

暖かい感触に目を覚ました。
ふわふわの髪の毛を抱きしめて寝ていた。


…久登?!


不覚にも、私は久登を抱きしめて寝ていたのだ。

毎回、駆か久登を抱きしめて寝る癖があるのか、雑魚寝するたび…飲んだ翌朝はどちらかが私の腕の中にいる。


「起きた?!」


後ろから声がして振り返ると、これまた逞が頬杖ついて寝っ転がっていた。


「おはよう…。」


「いつもの事ながら…そんなに抱き心地良いの?!」

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