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恋のハードル高し!!

第23章 早朝

「早朝散歩でもする?まだ涼しいと思うよ。」


「うん、行きたい!!」


私が言うと、逞は立ち上がり、私の手を引いてコテージから出た。


小鳥の囀りが聞こえ、木漏れ日がキラキラしていた。


「朝露か…。」


「綺麗だね。」



まるで恋人みたいに手をつないで散歩をした。

こんなに穏やかに時間を過ごすのは初めて。
誰かとこうして2人になる事も無いし、まずこんなに早起きするなんてあり得ないから、すごく新鮮。

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