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恋のハードル高し!!

第24章 チケット

さらっと言った私に、先輩は苦笑してから私に窘めるように言った。


「未来ちゃん、そんなに素っ気なく言われると傷つくよ?せめてもう少し心を込めて言ってくれないと。」


心は籠ってたはず。
頑張ってって…。


「そんなつもりじゃ…。」


「いいよ、落ち込まないで?!頑張って来るから。だからデ…遊びに行こうよ、2人で。」


「…はぁ。」


「その返事、未来ちゃんらしいね。」


先輩は笑っていたけど、確かに傷つけていた事はわかる。

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