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恋のハードル高し!!

第25章 お祭りはチョコバナナ

「未来!!口開けろ!!」


そう言って覗き込んで来た親雅にビックリして、口のなかのものを飲み込んで口を開けると、またもやチョコバナナを突っ込まれた!!


「んんっ!!」


「やらしい声。」


「馬鹿か!!」


親雅を叩くと上手く除けられて手が宙を仰いだ。

ムカつく奴!!
彼女放って私に嫌がらせとは!!


「バカはもう一人いる。」


親雅が指を指す方向には、逞がチョコバナナを買う姿。自ずとあのチョコバナナは私が食べる事になると悟ると、親雅の腕を取って逃げ出した。

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