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恋のハードル高し!!

第26章 奇行

「本当にありがとうございました。」


会計まで逞に頼る私って、どこまで図々しいんだろうと思ってしまう。

それでも逞は私を似て微笑んでくれるから、キュンとなってしまう…禁忌なのに。


「タク…ありがとう。」


「じゃ、お礼にキスさせて?」


笑って言うからどうしようもない!!
バカか!!
するかドアホ!!


逞の頭を軽く叩くと、逞は苦笑した。


「じゃぁ、夏休みの予定、何があっても最後まで付き合う事!!チカも何でやったのかわからないけど、何となくわかる気もするし。」

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