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恋のハードル高し!!

第29章 男の子と女の子

多分…私が泣いているから。

両目からポロポロと…



「大っ嫌い。」



そう言って私は部屋を後にした。


逞が幼馴染'sだけって言ったのに、
親雅から私にキスして来たのに。



「ミラちゃん?!」



そう後ろから声をかけられたが、私は振り向く事なく階段を降りた。

酷すぎる仕打ちに耐える事も出来ずに、ドアに向かって歩いた。

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