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恋のハードル高し!!

第30章 頭痛の種

私の言う冷めた言葉も、拒否感いっぱいの態度をとっても逞は隣にいた。


私も喋らなければ、逞もただ座っているだけ。
もう一時間くらい経ったかな?!

重い、空気が重い!!
みんな帰って来てぇ!!

そう思ってると、逞が沈黙を破った。


「なぁ。」


「…何。」


「今日、俺と寝る?」


「その言葉、昨日だったら泣いて喜んだかもね。」


いきなり何を言うかと思えば、そんなこと。
もう遅いだろ?!

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