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恋のハードル高し!!

第36章 ピンチ!!

携帯には無数の着信とメール攻撃で、既に電源は切れていた。


朝一で全員に『行きませんメール』を送ったっきり、音信不通になったのだ。


心配して来たのか、怒って来たのか私にはわからないけど…ただ、あの大人数に追いかけられて逃げない奴はいないと思う。


細い道も、私が逃げ込みそうな場所も奴らは知っているから、逃げるのも考えモノだ。

…と、言うよりも。

男子の体力と身体能力に女子が敵うはずもなく…



「ミラ!!」


飛びかかってくるように、羽交い締めにされ…勢いで倒れ抑え込まれた。

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