テキストサイズ

恋のハードル高し!!

第36章 ピンチ!!

自分でもよくわからない。


逞を傷つけた事に酷く傷ついてる自分がいて、親雅の事が好きだっていう気持ちも消えてはいないのに、気持ちを伝えて終わりにしようとしてた。


好きなら…
親雅の気持ちも欲しいはずなのに、今さっき、私は欲しいと思わなかった。

自分も気持ちを棄てたいだけだった。



「タク待って?」



呼び止めて釈明しようとしているのか?
私は逞の前に立ちはばかり、振り払われた腕をもう一度掴んだんだ。



「話くらい聞いてよ?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ