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恋のハードル高し!!

第38章 似たもの同士

もう…
ほとんどの生徒帰ったんだけど!!


何やってんの?!


謝ろうと思ってた私の思いは、何時の間にか苛立ちに変わっていて、腕を組みながら何度も時計を見た。


マジで遅すぎる!!


ここで帰るのも無駄に時間を費やした事になる。帰るにも帰れず…ひたすら待ったのに、まだ来ない!!

もう…1時間半。

逞の下駄箱の前に座り込み、私をどかさないと帰れない様に塞いだ。

正直、ここまで避けられると…凹む。

私は下駄箱に頭を着けて目を瞑った。
待ちすぎて…飽きた!!

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