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恋のハードル高し!!

第38章 似たもの同士

さっさと私を置いて昇降口を出て行く逞を追った。

ムカつく言い方しやがって!!



「ムカつく!!タク、待って!!」


「…ミラ、お前本当にチカにソックリ。超自己中、周りの気持ちなんてちっとも考えないんだな?!」


「はぁ?!タクだって一緒じゃん!!」



逞の腕を掴むと、腕を振り上げられ払われた。
すっごい…拒否っぷりに動揺した。



「一緒にすんな。」



酷く冷たい目で。
自分だって私の話も聞かないで、好き勝手言いやがって!!

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