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恋のハードル高し!!

第40章 確信

そこまで長く話したつもりはなかったのに、なかなか逞に追いつけなくて、もうすぐ家に着くころにやっと姿が見えた。



「タク!!」



走って10分くらい。
全力疾走で…振り絞った声はかすかに聞こえたのか、逞が振り返る。


止まってくれると思っていた私が甘かった。


今度は逞が走って逃げた!!


マジで?!
どんだけ避けるんだよ!!


へたれ野郎!!
立ち向かって来いよ!!

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