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恋のハードル高し!!

第40章 確信

しょぼくれて家に帰ると、親雅が家の前で塀に寄りかかっていた。



「おかえり。」



私に気が付いた親雅は、そう言って私に向かって歩いてくる。

その待ち姿も、歩く姿も…本当にかっこ良い。


学校でも、キャーキャー騒がれてるんだろうと、他人事の様に見入っていると、目の前まできて私の前を塞いだ。



「早かったな?話しできた?!」


「…ううん。」


「そっか。」

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