テキストサイズ

恋のハードル高し!!

第40章 確信

イヤイヤ。

何かやだの意味がわかんないから!!



「離せって!!」



ブンブン振ってやっと取り返すと、親雅はその手を私の手首に回し握ってくる。



「…なっ、何。」


「警戒してんの?未来はかわいいね?」



そう言って笑う親雅を見た。

この笑顔を、この言葉をずっと待ってたんだ。
私に向けられる事のないソレをずっと。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ