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恋のハードル高し!!

第41章 恋の相談

たった5・6分の事がひどく長く感じた。


昇降口を抜けて校庭に出ると、私はすみれの携帯に連絡をいれた。


電車に乗り、すみれの地元の駅に着くと、目の前のカフェに入る。


家は普通に出たらしいが、学校に行ける気分でも無く、バスに乗り込めなかったと言ったすみれは、相当ショックな事が起きたんだと思う。


バスの停留所から動けずにいたと言うのだから…。



「すみれちゃん!!」



すみれの姿を確認すると、すみれは泣きはらした顔を上げ、私は直ぐにすみれの元に走り寄って、抱きしめた。

泣くなとも、泣けとも言えない私は、恋愛経験ゼロだからなのか…。

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