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恋のハードル高し!!

第42章 スミレの恋

学校にも来れない位に落ち込んでるのに、私の事まで心配してくれるすみれは…すごく優しい。

マジでうるっとしてると、笑って頭を撫でてくれた。



「未来ちゃんはちょっと自虐的だから、もう少し自分の気持ちを相手に伝えて、甘えた方がいいよ?」



体の小さいすみれに巨体の私が頭を撫でられてるのは…ちょっと見栄えが悪い!!

苦笑する私を見てすみれも気まずそうに笑った。



「私たち、共鳴し過ぎだね?…実はさぁ、今日気づいたんだ。」



そう言って私も、昨日の帰りから学校を出る数十分前の事を簡単に話した。

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