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「国…。」


ぐにゅっと頬を掴まれると、国重は爆笑した。



「つうか、こんな男女のどこがいいんだろうな？！あいつら頭おかしいんじゃね？！」



ウルっとした私が馬鹿だ。
マジムカつく！！



「国、最低！！お前なんか彼女出来ねーよ！！」



意地悪く呪いの言葉を言うと、口角を上げる国重は頬を引き攣らせていた。



「彼女なんかいらねーし！！」