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はっ！！！！！

突然、目が覚めた。


『………………』

ここは…どこなんだ…。

コンクリート造りの殺風景な部屋
消えかけの電気…


『…………っ』

何も…思い出せない…

『俺は…一体……？』


「お目覚めか。Mr.スミス」
『！！！！！』


なかったはずの人影。
いや、気づかなかっただけか…？

「おっと。振り向くなよ」

『お前…何者だ…』


いま、こいつを判別する
手がかりは影だけ。

中性的な声に細身。

男なのか？女なのか？


「何者だっと言われてもねぇ…まぁ“闇に生きる者”とでも言おうか」


『闇に…生きる者…？』