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ふぃくしょんエッチ

第1章 エッチなにゃんこ

ご飯を食べている間に分かったことがある。


夕方になりはじめて擬人化し始めたこと。



しっぽ以外は人間になってしまったこと。



と言うことらしい。



ちなみに料理も上手。



食べ終えてソファに寄りかかる私。



『あれ?なんで床に座ってるの?ソファに座りなよ』



「いえ、いつもここでいますので。大丈夫ですよ!」



まぁ、言われてみればレオの定位置はそこか、私の膝の上だったもんなぁ。



ん?


『レオ…あのさ…』



「はい」



『猫だった時の記憶ってあるの?』


「ありますよ、」



そう言って少し口角をあげる。



『もしかして…その…………昨日の…出来事とかも………』


ジッと見つめていたレオの瞳を思い出す。



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