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ふぃくしょんエッチ

第4章 愛神さま!!

『ただいま〜』


「あら、おかえりなさい〜」


玄関を開けるとにこにこと微笑む
お母さんが立っていた。


しかも、お盆を持っている。


『あれ?誰か来てるの?』


この時の私の問いかけは
大した意味合いのあるものではなく
ただ、聞いてみた。それだけだった。


だけど、お母さんは私の問いかけを
待っていたかのようにニコッと笑う。


「葵ちゃんのお客様よ♪
うふふ、青春ねぇ♪」


そしてキャッキャッとはしゃぐお母さん。


いやいやいや、お母さん。


ちょっと待ってよお母さん。


もしかして…


『勝手に部屋に上がらしたの!?』



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