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「ぷはー！！ 生き返るぅ！」

「あの、お名前は？ せっかくなので、お友達になってくれませんか？」

かっこいいのに可愛い、そんな彼女に出逢って間もないのに惹かれていった。

「由良 京。私もさ、名前のこと昔から言われてたらムカついたのもあって。友達には全然、なるけど、さっきのこと気にしなくていいから」

「え？ 由良さんも？ いいお名前なのに」

かっこいいのに可愛い見た目。それは性格にも出ているように見えて、なんの問題もないように見える。だけど、きっと彼女は彼女なりに苦労していて、努力もしていて……だから、こんなに輝いているんだろうな。

「名字ってなんか余所余所しいから、友達になったんだし、京ちゃんでいいよ！ ほら、京って男の子っぽいとか言われて。話し方もこんなだからさ！ 治さなきゃ～とは思うんだけど……」

「あぁ～なるほどです。でも、京ちゃんさんは、そのままでいいと思いますです」

「ふはっ！ 京ちゃんさんって、それ面白いね！ いや、ほんと、京ちゃんでいいから！」

「あっ、はい。すみません」