
でも、愛してる 「改訂版」
第1章 でも、愛してる 「改訂版」
24
「それでね…
あのね…
ゆっくりゆっくり動きながら、
おっぱいや耳にキスしてくるの。
ひどい人」
「おいおい。
ひどい人と言いながら、
顔が赤くなっているよ」
「だって~」
「あれっ。
萌絵。
泣いているの?」
「泣いてないわ」
「でも、涙が出ているよ」
「思い出したら、
たまらなくなってきちゃったの…」
「思い出しただけで?
よっぽど、
気持ちよくなるんだね」
「うん。
もう、どうしていいかわからなくなってしまうくらい…」
「うわぁー!」
「萌絵、
この、幸せ者!」
「それでね、
彼がね、
わたしが、そんなに気持ちよくなれるのは、
わたしたちは、
ほんとに相性がいいんだろうねって言うの」
「萌絵、
そんな人、めったにいないわよ」
「あたしも、そう思うよ」
「わたしも、そう思っているわ」
「あっちゃあー、
惚気ているよ、
このひと!」
25
「だけど、
そうとう年上なんだって?」
「うん。
71才」
「えーっ、そうなんだ。
おじいちゃんじゃないの」
「でも、とっても元気だし、
すごく、若くみえるの」
「萌絵を、
それだけ気持ちよくしてくれるんだもんね」
「でも、そんなに年がちがったら、
問題は多いわね」
「それは、わかっているわ」
「萌絵は、それでいいの?」
「うん。
いまはね。
わたしも気になるし、
いろいろ考えるけど、
でも、わたし、彼を愛してるの」
「そっか。
愛してるのか」
「うん。
彼は、わたしの好きなところが、
いっぱいあるの」
「どんなところが好きなの?」
「あのね、
わたしがなにか言うと、
ほんとに的確に応えてくれるの。」
「ほう」
「そうなんだ」
「そのときの、
彼の考え方が、
わたしの考え方と同じなの」
「ただ、合わせているというんじゃなくて?」
「1回や2回ならそう思うかもしれないけど、
いつもそうなのよ」
「考え方が合うって、
大事だものね」
「それでね…
あのね…
ゆっくりゆっくり動きながら、
おっぱいや耳にキスしてくるの。
ひどい人」
「おいおい。
ひどい人と言いながら、
顔が赤くなっているよ」
「だって~」
「あれっ。
萌絵。
泣いているの?」
「泣いてないわ」
「でも、涙が出ているよ」
「思い出したら、
たまらなくなってきちゃったの…」
「思い出しただけで?
よっぽど、
気持ちよくなるんだね」
「うん。
もう、どうしていいかわからなくなってしまうくらい…」
「うわぁー!」
「萌絵、
この、幸せ者!」
「それでね、
彼がね、
わたしが、そんなに気持ちよくなれるのは、
わたしたちは、
ほんとに相性がいいんだろうねって言うの」
「萌絵、
そんな人、めったにいないわよ」
「あたしも、そう思うよ」
「わたしも、そう思っているわ」
「あっちゃあー、
惚気ているよ、
このひと!」
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「だけど、
そうとう年上なんだって?」
「うん。
71才」
「えーっ、そうなんだ。
おじいちゃんじゃないの」
「でも、とっても元気だし、
すごく、若くみえるの」
「萌絵を、
それだけ気持ちよくしてくれるんだもんね」
「でも、そんなに年がちがったら、
問題は多いわね」
「それは、わかっているわ」
「萌絵は、それでいいの?」
「うん。
いまはね。
わたしも気になるし、
いろいろ考えるけど、
でも、わたし、彼を愛してるの」
「そっか。
愛してるのか」
「うん。
彼は、わたしの好きなところが、
いっぱいあるの」
「どんなところが好きなの?」
「あのね、
わたしがなにか言うと、
ほんとに的確に応えてくれるの。」
「ほう」
「そうなんだ」
「そのときの、
彼の考え方が、
わたしの考え方と同じなの」
「ただ、合わせているというんじゃなくて?」
「1回や2回ならそう思うかもしれないけど、
いつもそうなのよ」
「考え方が合うって、
大事だものね」
