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ゴッドフィンガー田螺

第2章 田螺の過去 “エロゲヒロインは俺の嫁”

「どういう内容の仕事なんだ?」



俺は、下を向きながら仕事の内容を聞いた。




『そうだな……実際に見てもらった方が早いだろう。今からそっちに犯し人のプロを送ろう』



いや、送ろうじゃねえから。

いきなりそんな奴来ても対応に困るじゃん。



「やあ、こんにちは犯し人だよ」



仮にこんな感じに愛想よく挨拶されたとしても嫌だわ。
犯し人とか言ってる奴を信用できると思うか?誰も信用しねえよ。



突撃、隣の晩御飯よりたち悪いぞ。



「いや、いらない……」



『もう送られた筈だ』



有無を言わずに送りつけてくる……だと?
ウイルスか?ウイルスの一種なのか……?



だが、心配はない。セキュリティーはちゃんと考えてあるさ。



その送られてくる奴が家に来るまでに鍵を閉めて居留守を使う。
居留守は、ニートの特技だもの。
俺の場合チャイムがなった瞬間、息も止めるからな。
まさにプロの風格wwwwwwww居留守世界大会があれば俺優勝wwwwwwwwニート共涙目wwwwwwwwメシウママwwwwwwww



「おい、貴様」



俺の前で声が聞こえる。耳元からじゃない……そう、前からだ



「ふぇ?」



俺は、顔を上げた。
そこには



ラオウみたいな顔した強面のオッサンが全裸で仁王立ちしていた。







「ふぇえ……僕はケンシロウじゃないおぅ……世界観が違うおぉ……」



怖かった……声も出せない程に……



そして、ラオウは俺を睨みつつ言い放った。

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