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君がくれた太陽

第4章 高2

『な~がせ!』

こいつは
よく
話しかけてくる

「何?」

私は
そっけなく
言った


その時
クラスの男子が
ナイフで
遊びだした

あのときの
光景が浮かぶ

私のからだが
勝手に動き

「やめてよ!…やめて!」


軽く叫んでいた

みんな
シ~ンとなる

男子は
『別にだれにも
被害与えないし』

と言ってきた

でも
私のからだは
カタカタと
震えていた

龍也が
『被害与えないようにしても
与えるかもしれないだろ!』

と言ってくれたおかげで
やめてくれた

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