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矢野「お疲れ様でした…」

店長「お疲れ様」

矢野「…」

乃愛「矢野君、ちょっといい？」

矢野「えっ、俺？」

店長「…」


バイト終わり
乃愛に呼び止められた矢野

店で乃愛に話しかけられるのは珍しく
内心ドキドキしながら
場所を移した


乃愛「…」

矢野「…！？」

乃愛「日曜日の事なんだけど…」

矢野「まさか今になってやめるとか言わ
ないよな…」

乃愛「あ、そうじゃなくて、チケット代
本当に払わなくていいの？」

矢野「気にしなくていいって、誘ったの
俺だし、俺は乃愛と行けるだけで」

店長「乃愛さん…」

乃愛「店長」

矢野「！？」


いい雰囲気だったのに
邪魔するかのように店長が現れた

日曜日の事を知られたら厄介な事になる
そう思った矢野は一足早く
帰る事にした


矢野「じゃあ俺、先帰るんで…」

乃愛「お疲れ様」

店長「…」

矢野「…失礼します…」

店長「…」