ノーパン喫茶
第11章 媚薬の結末
矢野「…ただいま…」
バイトを終え真っ直ぐ帰宅した矢野
靴を脱いでいると奥から
男性が現れた
矢野「…!?」
男性「立芳、お帰り」
矢野「兄貴!!帰ってたんだ」
現れたのは
立芳の兄、結城だった
立芳より4つ年上で現在フリーター
なかなか定職に就かない事で親とは毎日
喧嘩ばかりしているが
立芳とは仲良し
立芳は兄を慕い結城も立芳を
可愛がっていた
矢野「どっか行くの?」
結城「彼女とデート、母さんには友達の
家で面接の練習するって言ってあるから
口裏合わせよろしく」
矢野「兄貴は相変わらずだな…」
結城「立芳はどうなんだよ、相変わらず
お一人様?」
矢野「お一人様だよ…好きな子はいるけ
ど、手強くて…」
結城「ガードが固いのか」
矢野「いや、どちらかと言えばガードは
ゆるい方だけど…」
結城「えっ、何それっ」
矢野「…」