ノーパン喫茶
第18章 同志
矢野「…」
乃愛「矢野君、おはよう」
矢野「あ、ぅんっ、おはよう…」
乃愛「…?」
矢野「…」
結城の助言を受け
矢野は意識してる雰囲気を出した
と言っても特別に何か演技する事もなく
素のまま…
矢野「俺、急いでるから…」
乃愛「そっか」
だけど本当にこれで上手くいくのか…
矢野「…」
店長「お客様ですよ」
矢野「あっ、いらっしゃいませ」
男性「…」
乃愛「いらっしゃいませ」
店長「矢野君、席までご案内してあげて
ください」
矢野「えっ、はいっ」
男性「…」
来店したのは
30代くらいの男性だった
いつもなら乃愛が接客し席まで案内する
のだが…
矢野「では、こちらの席へどうぞ」
男性「…どうも」
何故か矢野が案内する事に…
矢野「ご注文が決まりましたらお呼びく
ださい」
男性「あ、あの…」
矢野「はい」
男性「あなた、矢野さんですよ」
矢野「…そうですけど…」
井上「私、井上っていいます、矢野さん
にお願いしたい事があって、聞いてもら
えますか…」
矢野「俺にですか?」
男性「はいっ」
矢野「…」