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ノーパン喫茶

第19章 昔話①



先輩「なあ大河、なんならあの子に店で
働いてもらったら」

大河「冗談やめてください…」

先輩「働かざる者食うべからずって言う
だろう?自分の食い扶持くらいは自分で
稼がせないと」

大河「…」


先輩の言葉は一理ある
今まで親からの援助があったが
それが途絶えた今、自立し働かなければ
いけない

未成年だが高校生だし働こうと思えば
充分、働ける年齢だった
だけど…


大河「でも先輩、この店は…」

乃愛「私、働きます」

大河「!?」

先輩「あ、乃愛ちゃん…」

乃愛「お願いします、私を雇ってくださ
い、私、何でもしますから!!」

大河「…」


ここはノーパン喫茶
軽い気持ちで働ける場所ではない
そして雇う側、大河もそう簡単に雇える
わけなかった


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